オラ、Ave-n-tiA いぬねこ波です。
このブログは、ミニチュアダックスフンド1匹と保護猫2匹との多頭飼い生活から生まれた、犬猫と飼い主さんの共生ヒントを発信する場所です。犬派も猫派も、これから飼う方も、ぜひゆっくりしていってください🐾

この記事では、保護猫2匹と暮らしている私が、猫のお迎え方法をわかりやすくお伝えします!





猫を家族に迎えたいけれど、どうすればいいの?
どこで迎えるのが安心なの?
初めて猫を飼う方にとって、お迎え方法の選択はとても重要です。
私自身も、初めて猫を迎えるときは「ペットショップが一番確実?」と安易に考えていました。でも、実際に調べてみると、猫の迎え方にはさまざまな選択肢があり、それぞれにかかる費用も特徴もまったく違うことがわかったのです。
本記事では、猫の代表的なお迎え方法6つ(ペットショップ、ブリーダー、里親制度、知り合いからの譲渡、保健所、野良猫の保護)について、それぞれのメリット・デメリット、かかる費用までをわかりやすく解説します。
方法ごとの特徴を知ることで、自分の生活スタイルや価値観に合ったお迎え方法が見つかり、猫との生活を安心してスタートできます。



この記事が、あなたと猫との幸せな暮らしの第一歩となりますように



よろしくお願いします!



よろしくお願いします!


ペットショップから猫をお迎えする|初心者に人気の手軽な方法


特徴とメリット
ペットショップは、「猫を見てから考えたい」「すぐに迎えたい」という方にとって最も身近な選択肢です。実際に猫の顔立ちや動き、性格の傾向を見ながら選べるため、「一目惚れで決めた」という人も少なくないです。
また、ショップによってはワクチン接種・健康診断済みで、ペット保険の案内や飼育用品一式のセット販売があることも。猫を初めて飼う方にとっては、準備に迷わずスムーズにスタートできる安心感があります。
デメリットと注意点
一方で、猫の生い立ちや繁殖環境を把握しにくいことがデメリットです。販売されている猫の多くは、生後間もなく親元を離れているため、社会化不足により人見知りしやすかったり、他の動物と馴染みにくい場合があります。
また、繁殖工場で大量に生産された猫が流通している可能性もあり、病気のリスクや寿命への影響も考慮しなければなりません。



信頼できる店舗かどうか、以下のようなポイントをチェックするのがおすすめです
- ワクチン履歴や親猫の情報が提示されるか
- 生体販売に関してしつこく営業されないか
- 飼育環境が清潔で、猫の様子にストレスが見られないか
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
子猫本体価格 | 10万〜30万円前後 |
人気種・希少種(ラグドール・スコティッシュなど) | 30万円〜50万円超 |
ワクチン・健康診断費用 | 別途1万〜3万円前後 |
ペット保険の初期費用 | 月額1,000〜3,000円程度 |
スターターセット(ケージ・トイレなど) | 約2万〜5万円程度 |
一見お得に見えても、ペット保険加入が条件とか用品のまとめ買い必須といったケースがあるので、契約前に詳細を確認しておきましょう。
まとめ|手軽な分、見極めが大切
ペットショップはすぐに会える・選べるという安心感が魅力ですが、背景にある繁殖環境や猫の健康状態まで見抜くことが必要です。事前にしっかりと調査し、家族として迎える覚悟を持つことが大切です。
信頼できるお店で出会えた猫との暮らしは、かけがえのない喜びとなります。生活スタイルに合った準備と、猫の健康を守るための保険・環境づくりを整えてあげましょう。
ブリーダーから猫をお迎えする|血統と性格が明確な安心ルート


特徴とメリット
ブリーダーからお迎えする方法は、猫の健康状態や親猫の性格、血統がしっかり確認できるという点で非常に安心感があります。特定の猫種(例えば、ラグドール・ノルウェージャン・スコティッシュフォールドなど)にこだわりがある方や、性格の安定した猫を迎えたい初心者にも人気です。
ほとんどのブリーダーは、生後2〜3ヶ月までは親猫と一緒に過ごさせてから譲渡するため、社会性や猫同士の関わり方もある程度身についているのが大きな特徴です。また、生活環境や食事、排泄のしつけなども確認できることが多く、お迎え後のギャップが少ない傾向があります。
デメリットと注意点
信頼できるブリーダーに出会うまでが、最初のハードルです。インターネット上には資格や登録があいまいな自称ブリーダーも存在し、飼育環境が劣悪で健康状態に問題があるケースも報告されています。



良質なブリーダーかどうかを見極めるために、以下のようなチェックポイントを確認しましょう
- 親猫や飼育環境を見学できるか
- ワクチン・健康診断記録を提示してくれるか
- 譲渡前後の相談に応じてくれるか(アフターサポート)
- 登録番号(動物取扱業)や団体所属の明記があるか
また、地域によっては希望する猫種のブリーダーが近くにいないこともあり、交通費や見学予約の手間も発生します。
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
猫本体価格(純血種) | 15万〜30万円前後 |
希少種(ベンガル、メインクーンなど) | 30万円〜50万円超 |
ワクチン・マイクロチップ費用 | 別途1〜3万円前後 |
輸送費(遠方の場合) | 数千円〜数万円程度 |
※基本的には避妊・去勢手術前に譲渡されることが多く、別途手術費用(1〜3万円程度)がかかることもあります。
まとめ|本当に信頼できる相手から命を迎えるという選択
ブリーダーからの譲渡は、猫の健康や性格、生活歴が明確で、安心して家族として迎えやすい方法です。ただし、ブリーダー選びに失敗すると、後々の医療費やトラブルに悩まされる可能性もあります。しっかりと信頼関係を築ける相手かどうか、事前の情報収集と見学が何より重要です。
この子と出会えてよかったと心から思えるような縁のために、少しの手間と誠実な選択が、かけがえのない猫との暮らしを支えてくれます。
里親制度で猫を迎える|命をつなぐ、あたたかな出会いのかたち


特徴とメリット
里親制度は、事情があって飼えなくなった猫や保護団体に保護された猫たちを、新しい家族として迎える方法です。保護猫カフェや譲渡会、動物保護団体のサイトを通じて応募・面談し、条件が合えば譲渡されます。
この方法の魅力はなんといっても、命を救うという行動の意味です。売られている猫ではなく、守られ、次のチャンスを待っていた猫との出会いには、価格では得られないあたたかさがあります。
また、譲渡前に健康チェック・ワクチン接種・避妊去勢手術などが済んでいる場合も多く、費用的にも良心的です。保護主が性格や飼育歴を把握しているため、初心者でも安心して迎えられる猫が見つかる可能性も高いです。
デメリットと注意点
里親制度では、誰でもすぐに譲渡してもらえるわけではありません。



下記のような条件が設けられていることが一般的です
- 完全室内飼いの約束
- 年齢・家族構成・収入などの確認
- 住宅がペット可かの確認
- 一人暮らしや高齢者は断られる場合もある
- 譲渡後の定期報告(写真・近況)義務
このように、命を託す側(保護主)も真剣です。迎える側も、一時的な感情ではなく一生を共にする覚悟が求められます。
ただし、譲渡までのプロセス(応募、面談、自宅訪問、契約書記入など)を丁寧に踏むことで、迎えた後のトラブルや不安がぐっと減るのも、この制度の大きな利点です。
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
譲渡費用(医療費協力金) | 0円〜3万円程度 |
ワクチン接種・マイクロチップ・手術費用 | 含まれていることが多い |
その他(交通費・トライアル時の準備費) | 数千円程度 |
医療費協力金は「儲け」ではなく、保護活動を継続するための費用として活用されます。
まとめ|この子を幸せにする覚悟が生む、新しい家族のかたち
里親制度は、命と真剣に向き合いながら、新しい家族を迎える尊い選択肢です。お金では買えない愛情とつながり、そして猫の第二の人生に寄り添える喜びは、何にも代えがたいものです。
面談や条件確認に手間はかかりますが、それは猫を大切にしている証拠です。あなたの覚悟が、猫の未来を変えるきっかけになります。
知り合いから猫を譲り受ける|環境変化の少ない穏やかなスタート


特徴とメリット
知り合いや友人、親戚などから猫を譲り受けるケースは、信頼関係があることが大きなメリットです。譲渡前に猫の性格や健康状態を聞いたり、実際に会って確認できるため、どんな子か分からないという不安が少なくなります。
また、猫にとっても環境変化が比較的少なくて済むため、ストレスが軽減されやすく、慣れるのも早い傾向があります。
デメリットと注意点
信頼できる人からの譲渡とはいえ、トラブル回避のためには口約束にしないことが重要です。



後から「返してほしい」「言った・言わない」の問題が発生しないように、以下の対応をしておくと安心です
- 譲渡契約書(簡単な書式でも良いので作成を推奨)
- ワクチン歴・避妊去勢の有無の確認
- 万が一の病気への備え(ペット保険など)
- 飼育意思の確認(家族全員の同意があるかなど)
また、今後の関係性に支障が出ないよう、責任を持って飼うという姿勢を伝えることも大切です。
経験談



知り合いが子猫が5匹産まれて飼えなくなったから2匹を譲ってくれました
最初は不安もありましたが、性格やしつけのやり方を教えてくれたので、本当に助かりました



俺は食い意地張りだったな



わたくしは特に何もなかったな・・・
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
譲渡費用 | 0円〜5,000円(ワクチン代などの実費分) |
ワクチン・避妊手術など | 未実施の場合は1万〜3万円程度 |
初期準備(スターターグッズなど) | 1万〜3万円程度 |
まとめ|信頼から始まる猫との暮らし
知り合いからの譲渡は、環境の変化が少なく、猫にとっても飼い主さんにとっても優しい方法です。ただし、信頼しているからこそ、きちんと手続きをすることが、命を預かる者としての責任です。
譲渡契約書の作成、必要な医療処置、住環境の準備など、丁寧な対応を心がけることで、猫との新しい暮らしをより安心してスタートできます。
保健所・動物愛護センターから猫を迎える|命のリレーに参加する選択


特徴とメリット
保健所や動物愛護センターには、飼い主に捨てられた猫や野良猫が保護されています。こうした施設で保護された猫は、一定期間の保護後、譲渡対象となり、新しい飼い主を待つことになります。
特徴は、命を救うという強い社会的意義があること。また、多くの自治体では譲渡前に健康チェックやワクチン接種を行っている場合もあります。
さらに、保健所から譲渡される猫には譲渡費用がほとんどかからないか、非常に安価なことが多く、金銭的なハードルが低いのも魅力です。
デメリットと注意点



一方で、保健所経由での譲渡には、以下のような注意点もあります
- 譲渡までの期間が短い場合がある(殺処分期限の前)
- 性格や病歴が不明な場合もあり、初心者には不安が残る
- 一部の施設では、譲渡条件が厳しいこともある(完全室内飼い、収入確認など)
- 譲渡後のサポート体制が整っていないことも
また、猫が人間に不信感を持っていたり、過去に虐待を受けていたりする可能性もあるため、慣れるまでに時間がかかることがあります。焦らずに、愛情を持って接することが大切です。
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
譲渡費用 | 0円〜5,000円程度(無料の自治体も多い) |
医療費(ワクチン・手術等) | 自己負担 or 一部補助 |
譲渡後にかかる初期費用 | 約10,000〜30,000円(トイレ、キャリーなどのグッズ) |
まとめ|命のバトンを受け取り、新たなスタートを共に
保健所・動物愛護センターからの譲渡は、誰かが見捨てた命に再び光を当てる選択です。条件はあるものの、愛情を注ぐことで、どの猫もかけがえのない家族になります。
感情だけでなく、現実的な準備を整えたうえで踏み出せば、猫も人も幸せになれる出会いが待っています。
野良猫を保護する|その覚悟と準備を


特徴とメリット
野良猫を保護することは、命を救う尊い行動です。弱った子猫やケガをした猫を見かけて、思わず手を差し伸べたくなることもあるでしょう。
また、自分で保護した猫は、保護直後からの変化や成長を見守れる喜びがあります。
デメリットと注意点



野良猫をそのまま飼うには、以下の点に特に注意が必要です
法的手続き・確認
- 所有権が不明な場合(迷子猫の可能性あり)、最寄りの保健所や動物愛護センターに届け出る義務があります。
- 拾得物扱いとなる場合もあるため、すぐに飼う意思表示をせず、一定期間様子を見ることが法的にも推奨されています。
健康リスク
- ノミ・ダニ・寄生虫の寄生が多く、すぐに動物病院で検査・治療が必要です。
- ウイルス感染(猫白血病、猫エイズなど)のリスクがあり、他のペットがいる家庭は隔離が必須です。
飼育環境の整備
- 野良猫は人間に慣れていないケースが多く、時間をかけて信頼関係を築く必要があります。
- ストレスを与えないよう、狭い空間でゆっくり慣れさせるのがポイントです。
経験談



ある日、子猫が家の敷地内に住み着いたので、玄関の扉を少し開けて、ご飯を置いといたら入ってきました
はじめのうちは怖がっていましたが、自分で子供を産めるまで成長することができました
大変なことも多かったですが、あの時勇気を出してよかったと思ってます
価格の目安
項目 | 金額の目安 |
---|---|
初期診療(検査・ワクチン・ノミ駆除など) | 10,000〜30,000円程度 |
避妊・去勢手術 | 10,000〜20,000円程度(自治体助成ありの場合も) |
初期グッズ(ケージ、トイレ等) | 10,000〜30,000円程度 |
ペット保険(任意) | 月額1,000〜2,500円前後 |
まとめ|感情だけでなく責任ある保護を
野良猫を保護して飼うことは、美しい行動である一方、医療・法律・飼育環境の準備が伴う命の責任でもあります。感情だけで突っ走るのではなく、事前に自治体や獣医師に相談しながら、この子を一生守れるかをよく考えて判断しましょう。
正しく保護し、丁寧に向き合うことで、かけがえのない存在があなたの家族になります。
猫のお迎え方法|比較一覧表


お迎え方法 | 初期費用の目安 | 向いている人 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
ペットショップ | 約15万〜35万円 | 初めてで安心して迎えたい人 | 健康状態が管理されている | 親猫の飼育環境がわからない場合がある |
ブリーダー | 約15万〜35万円 | 猫種や性格にこだわりたい人 | 血統や性格傾向がわかる | 信頼できるブリーダーを見極める必要がある |
里親制度 | 数千円〜3万円程度 | 命を救いたい・譲渡条件に対応できる人 | 保護団体からの事前ケア済み | 譲渡条件(年齢制限・家庭環境など)がある場合がある |
知り合いからの譲渡 | 無料〜実費(数千円) | 信頼できる縁を大切にしたい人 | 猫の性格を事前に聞ける | 口約束ではなく譲渡契約書を交わすことが重要 |
保健所・動物愛護センター | 無料〜数千円 | 経験があり、覚悟を持って迎えたい人 | 殺処分から救える命 | 医療ケアが不十分な場合がある |
野良猫を保護 | 約1万〜5万円 | 猫との信頼関係をじっくり築ける人 | 命を救う喜びがある | 医療費・感染症対策が必要 |
- 費用は初期費用(生体代+ワクチン・検査など)の概算です。
- どの方法でも、避妊・去勢手術や飼育環境の整備は必要になります。
- ペット保険(任意)に加入する場合、月額1,000〜2,500円前後が追加されます。
まとめ:あなたに合ったお迎え方法を見つけよう


猫を家族に迎える方法は、ペットショップやブリーダー、里親制度、知り合いからの譲渡、保健所・動物愛護センターそして野良猫の保護など、さまざまな選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、費用面や健康状態、法的手続きの有無など、確認すべきポイントも異なります。
大切なのは、どの方法であっても命を迎える責任をしっかり持つこと。あなたのライフスタイルや価値観に合った方法を選び、猫との幸せな暮らしをスタートさせましょう。
大丈夫、出会い方は違っても、愛情と責任があれば、かけがえのない家族になります。



グラシアス!



アディオス!



アディオス!

