すけAve-n-tiA いぬねこ波の管理人、介(すけ)です
「鹿肉のおやつって、犬や猫に与えても大丈夫なの?」
最近ペットフードのパッケージで「鹿肉使用」という文字を見かけるようになりました。でも、そもそも鹿肉が犬猫にいい理由って何なのか、選ぶときに何を見ればいいのか、よくわからないですよね。



ドッグフードに鹿肉って書いてあるの見たけど、ジャーキーとして単品で与えてもいいのかな



ぼくは北海道でエゾシカの猟をしていて、捕獲したシカで犬猫用のジャーキー「いぬねこ鹿」を作っています
ミニチュアダックスフンドのくうと、保護猫のロト・トロにも毎日あげているので、製造者・飼い主の両方の目線で書けます
この記事では、鹿肉ジャーキーを犬猫のおやつに選ぶメリット、選び方・与え方・注意点をまとめます。
鹿肉ジャーキーが犬猫のおやつに向いている理由


低脂肪・高タンパクで体に優しい
鹿肉は牛や豚と比べて脂肪分が少なく、タンパク質が豊富です。カロリーを抑えながらしっかり栄養が取れるので、体重が気になる子や運動量の少ない室内犬・室内猫にも向いています。
市販の鶏肉ジャーキーと比べても、鹿肉は脂質が約3分の1〜半分程度。ダイエット中の子にも安心して使えます。
食物アレルギーが出にくい「新規タンパク質」
犬猫の食物アレルギーは、「これまでに食べたことのある食材」に対して起きることがほとんどです。鶏肉・牛肉・豚肉は多くのペットが日常的に食べているため、アレルギー反応が出やすい食材の上位に入っています。
一方、鹿肉は多くの犬猫にとって「はじめて口にするタンパク質(=新規タンパク質)」です。これまで食べたことがないから、アレルギー反応が出にくいのです。
ただし「鹿肉アレルギーがゼロ」というわけではありません。初めて与えるときは少量から始めて様子を見てください(詳しくは後述)。
鉄分・亜鉛などのミネラルが豊富
鹿肉には鉄分・亜鉛・ビタミンB12が豊富に含まれています。貧血気味の子や、被毛のツヤが気になる子のサポートに向いています。
くう・ロト・トロ(うちのダックスやハチワレ猫)も鹿肉ジャーキーを取り入れてから、毛並みがいい感じのように感じます(個人の感想です)。



わたしのツヤツヤ毛、鹿のおかげかも
鹿肉ジャーキーの選び方|3つのポイント


① 原材料は「鹿肉のみ」が理想
市販の鹿肉ジャーキーの原材料欄を見ると、「鹿肉、砂糖、食塩、添加物〇〇」と書かれているものが少なくありません。
できれば原材料が「鹿肉」だけのものを選ぶのがベスト。余計な添加物が入っていない分、アレルギーリスクが下がりますし、おやつとして日常的に与えやすくなります。
塩分の多いものは腎臓への負担になるので、「無塩・無添加」の表示を確認する習慣をつけましょう。
② 国産かどうかを確認する
ペットのおやつの「鹿肉」には、ニュージーランド産・オーストラリア産・ニホンジカ産など様々な産地があります。輸入品が悪いわけではありませんが、流通経路が長い分だけ鮮度管理のリスクが上がります。
国産の鹿肉は産地・猟師が明確なものが多く、「誰が・どこで獲ったか」が追いやすい点が安心材料になります。



ぼくが作っているいぬねこ鹿は、北海道中央部で自分で狩猟をして仕留めたエゾシカだけを使っています
どこの山のシカか、ぼくが一番よく知っています(笑)
③ 乾燥方法を確認する
ジャーキーの乾燥方法によって、食感・保存性・栄養価が変わります。
低温乾燥(70℃程度でじっくり乾燥)のものは栄養が壊れにくく、食感もやわらかめ。歯が弱い子や高齢犬・高齢猫にも食べやすいです。高温で焼いたものは香ばしさが出ますが、タンパク質の変性が大きくなります。どちらが正解というわけではなく、愛犬・愛猫の好みや状態に合わせて選ぶといいと思います。
鹿肉ジャーキーの与え方・量の目安
おやつは1日の総カロリーの10%以内に
どんなに良質なおやつでも、与えすぎは主食(ドッグフード・キャットフード)の食欲を下げたり、栄養バランスを崩す原因になります。おやつは1日の摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。
例えば体重5kgの成犬の場合、1日の必要カロリーはおよそ400〜500kcal。その10%は40〜50kcalです。鹿肉ジャーキーは鶏肉より低カロリーなので、少し多めにあげても安心ですが、目安量は守るのが基本です。
はじめて与えるときは少量から
新しい食材を初めて与えるときは、小指の爪ほどの量から始めて、24〜48時間様子を見るのがセオリーです。
確認したいのは次のポイント
- 皮膚のかゆみ・赤み・湿疹がないか
- 下痢・軟便・嘔吐がないか
- 元気・食欲に変化がないか
問題がなければ、翌日から通常量に増やしてOKです。
硬さに注意|子犬・子猫・高齢の子
乾燥度の高いジャーキーは硬いものが多く、歯の弱い子には負担になることがあります。
子犬・子猫・7歳以上のシニアの子には、指で押すと少し曲がる程度の「セミドライ」タイプが食べやすいです。または細かくちぎって与えるのもOKです。
与えるときの注意点
与えてはいけない場面
鹿肉ジャーキーが向かないケースもあります。以下に当てはまる場合は獣医師に相談してから与えましょう。
- 腎臓病・肝臓病を抱えている子:高タンパク食が負担になることがある
- 消化器が弱い子:初めての食材は特に下痢しやすい
- 膵炎の既往がある子:脂質が少ない鹿肉でも、ジャーキー自体の消化は負担になることがある
生の鹿肉ジャーキーを手作りする場合の注意
手作りする場合は、肉の中心温度が75℃以上で1分以上の加熱か、70℃前後で数時間以上の低温長時間乾燥が必要です。高温で短時間加熱しても、低温でじっくり時間をかけても、どちらも同等の殺菌効果があります。
市販の製品は基本的に加熱処理が施されていますが、念のため確認を。



いぬねこ鹿は70℃で10時間かけて乾燥しています
サルモネラ菌をはじめとする病原体のリスクには、この工程でしっかり対応しています。
いぬねこ鹿のエゾシカジャーキーについて


せっかくなので、ぼくが作っているジャーキーについても書かせてください。
「いぬねこ鹿」は、ぼくが北海道で自ら狩猟をして捕獲したエゾシカだけを使った、犬猫用のジャーキーです。
- 原材料:エゾシカ肉のみ(無添加・無塩・砂糖不使用)
- 産地:北海道中央部で捕獲
- 内容量:70g
- パッケージ:黒×ゴールドのパッケージ
「添加物を入れない」のは、くうとロト・トロに余計なものは入れたくないから。それだけです。
商品ページでは、材料・製造方法・ご注文方法を詳しく書いています。よければのぞいてみてください。
また、実際にくう・ロト・トロにどんなふうに与えているか、3匹の反応や正直な感想は別の記事にまとめています。


まとめ|鹿肉ジャーキーを選ぶ3つのポイント


- 原材料は「鹿肉のみ」の無添加・無塩を選ぶ
- 産地が明確で、国産なら安心感がある
- 初めて与えるときは少量から。様子を見ながら増やす
鹿肉は低脂肪・高タンパクで、アレルギーが出にくい新規タンパク質として注目されています。ただし「鹿肉だから安全」と思い込まず、愛犬・愛猫の体質・体調に合わせながら取り入れてみてください。



大丈夫、鹿を獲っている本人が正直に書いていますから



うまいし、体にいいし、最高だよ



猫にもくれ



なんか北海道の山の匂いがする…(真剣)

