ミニチュアダックスのドッグフードを調べていると、だんだん不安になってきませんか。グレインフリーがいい、無添加がいい、合わないフードだと下痢をする。読めば読むほど、いまあげているごはんが間違っている気がしてきます。ぼくもそうでした。
あやうちのダックスのごはん、これでいいのかな…調べるたびに不安になっちゃって



北海道でミニチュアダックスのくうと暮らす介です
ぼくも同じで、ドッグフードの記事を読むたびに「我が家のままじゃダメなのかな」と思っていました
結論から言うと、ミニチュアダックスのドッグフードで最初に見るべきなのは、種類でも原材料でもなく「1日にどれだけあげるか」です。そしてもうひとつ。我が家のくうは市販のドライフードで、一度もお腹をこわしたことがありません。下痢をしたのは2回だけで、原因はどちらもフード以外にありました。
この記事では、体重別の量の早見表、肋骨を触って確かめる体型チェック、そして「いまのままでいい家庭」と「選び直したほうがいい家庭」の分かれ目をまとめます。読み終わるころには、いまのフードを続けていいのかどうかを、自分で判断できるようになります。


ミニチュアダックスのドッグフードは種類より「量」で決まる|体重別の1日の給与量
フード選びで迷ったとき、まず確認してほしいのは量です。どんなにいいフードでも、多すぎれば太りますし、少なすぎれば足りません。ダックスにとって体重は、そのまま背中への負担になります。
我が家は1日2回、朝と夜。袋の裏に書いてある体重別の表を見て、はかりで量ってあげています。目分量にしていた時期もありましたが、量ってみると自分の量が意外とアバウトだったことが分かりました。
体重別・1日の量の目安(成犬・避妊去勢済み)
| 体重 | 1日の量(カロリー) | 1日のフードの量 | 朝と夜に分けると1回 |
| 3.5kg | 約287kcal | 約81g | 約40g |
| 4.0kg | 約317kcal | 約89g | 約45g |
| 4.5kg | 約346kcal | 約98g | 約49g |
| 5.0kg | 約374kcal | 約106g | 約53g |
| 5.5kg | 約402kcal | 約113g | 約57g |
| 6.0kg | 約429kcal | 約121g | 約61g |
| 6.5kg | 約456kcal | 約129g | 約64g |
| 7.0kg | 約482kcal | 約136g | 約68g |
この表は、獣医療で使われている計算のしかた(体重から1日に必要なカロリーを出す方法)で出したものです。実際のフードの袋に書かれている給与量と突き合わせてみると、4kgで85g、5kgで100gとなっていて、上の表とほとんど同じ数字になりました。


迷ったら、袋の表示を優先してください
計算はあくまで確認用です。フードによってカロリーも密度も違うので、目の前の袋に書いてある量が正解だと思ってください。上の表は、袋の表示がだいたい合っているかを確かめたいときや、袋を捨ててしまったときに使ってもらえればと思います。
もうひとつ大事なのが、おやつの分です。1日の量の1割くらいまでに抑えて、その分ごはんを減らすのが基本になります。ここを足し算のままにしていると、ごはんは守れているのに太っていく、ということが起こります。



我が家も最初は「ごはんは守ってるのに」と思っていたんですが、おやつを数えていませんでした


我が家の子はドッグフードでお腹をこわしたことがない|下痢の原因は2回とも別だった
くうは生後7か月で我が家に来てから、市販のドライフードで一度もお腹をこわしていません。1歳になる少し前にパピー用から成犬用へ切り替えたときも、何ごともなく終わりました。そして、一度も「食べない日」がありません。
その代わり下痢をしたことは2回あり、原因はどちらもドッグフードではありませんでした。
1回目|人間の食べ物を分けていた頃
迎えてしばらくの頃、ぼくたちが食べているものを少し分けていました。かわいくてつい、というやつです。
分けるのをやめて、食物繊維の入ったドライフードだけにしたら、形のあるうんちが毎日出るようになりました。ここで大事なのは、高いフードに替えたわけではないということです。ふつうに売られているドライフードのまま、人間の食べ物をやめただけで変わりました。
2回目|りんごをあげすぎた
りんごが好きなので与えすぎると、次の日に下痢をしました。りんごもやめたら普通に戻りました。



つい食べたそうにしてるから、あげてしまうけど我慢ですね。一緒に楽しみたいのに…



少量なら大丈夫かもしれませんが、基本はあげないほうがいいですよね
「合わないフード」と決めつける前に
ミニチュアダックスのお腹の調子が悪いと、真っ先に疑われるのがフードです。
我が家の場合、2回とも原因はフード以外にあり、おやつ、人間の食べ物、果物、拾い食い、散歩のあとに急に飲んだ水。フードを買い替える前に、この1週間で「いつもと違うもの」を口にしていないかを思い出してみてください。そこで原因が見つかれば、買い替える必要はありません。
もちろん、思い当たるものがないのに下痢が続くときや、元気がない・食べない・便に血が混じるようなときは、フードの話ではなく受診の話になります。うんちが出ないときの様子見の線引きは別記事にまとめているので、シニアの子はそちらもあわせて読んでみてください。



フードのせいだと思い込んで、いきなり買い替えるところだった


ダックスの体型は背中に直結する|肋骨を触って確かめる方法と月1回の体重測定
量が合っているかどうかは、体を見れば分かります。我が家でやっているのは2つだけです。
月に1回、抱いて体重計に乗る
ぼくがくうを抱いて体重計に乗り、そのあと自分だけで乗って、引き算します。月に1回、毎日測る必要はまったくなくて、月ごとの増減が分かれば十分です。
体を触って、肋骨とくびれを確かめる
体重の数字だけでは、その子にとっての適正かどうかは分からないので、背中側から手のひらを当てて肋骨を触ります。
- 力を入れずに、指先で肋骨の一本一本が分かる → ちょうどいい
- 押さないと分からない、脂肪の層がある → 少し多い
- 見ただけで浮き出ている → 少なすぎ
上から見たときに、腰のあたりが少しくびれているかも一緒に見ます。この見方はボディコンディションスコアと呼ばれていて、環境省のガイドラインにイラスト付きで載っています。ダックスは胴が長いぶん体型の変化が分かりにくいので、目よりも手のほうが正確です。
▶ 出典:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」ボディコンディションスコアについて
ダックスの場合、体重管理は「見た目」の話ではありません
胴が長い犬種は、体重がそのまま背中の椎間板に乗ります。少し増えただけでも負担が変わるので、ダイエットの話というより、背中を守る話として続けています。




ドッグフードの選び方は4段階|市販のままでいい家庭と、選び直したほうがいい家庭
ここまで読んで「じゃあ結局、フードは替えなくていいの?」と思われたかもしれません。ここをはっきりさせておきます。
| やること | どんな家庭向きか |
| フードの量を守る | うんちの形が毎日同じで、体重も月ごとに大きく動いていない |
| ごはん以外を減らす | 量は守っているのに太っていく うんちがゆるい日がある |
| フードを選び直す | 7歳を過ぎた 量を守っても肋骨が分かりにくいまま |
| 療法食にする | 動物病院で診断がついていて、食事の指示が出ている |
上から順に見ていって、当てはまらなければその段階で止めて大丈夫です。量を守ることと、ごはん以外を減らすこと。この2つのままで問題ない家庭のほうが、実際には多いと思っています。
我が家は、量を守っているだけです。市販のドライフードのまま、いまも変えていません。ごはん以外を減らしたらうんちの悩みが終わったので、ドッグフードを選び直す理由がありませんでした。
グレインフリーは「全部の犬に必要なもの」ではありません
グレインフリーとは、穀物を使っていないという意味です。穀物が犬にとって毒だという意味ではなく、小麦やとうもろこしにアレルギーがある子には意味がありますが、そうでない子にとっては「穀物のかわりに何が入っているか」のほうが大事です。サツマイモや豆類でエネルギーを補っているのか、かさ増しで終わっているのかで、中身はまるで違います。
我が家のくうは、穀物の入った市販のフードで元気にしています。グレインフリーにしなかったからだめ、ということはありません。
それでも選び直したほうがいいのは、この2つのとき
- 7歳を過ぎたとき
ミニチュアダックスは7歳がシニアの入り口です。必要なカロリーが下がりはじめるので、同じフードを同じ量で続けると、少しずつ増えていきます。ここは替えどきです。 - 量を守っているのに、体型が戻らないとき
きちんと量って、おやつも数えているのに肋骨が分かりにくくなってきた。そういうときは、カロリーの密度や満足感が合っていない可能性があります。ダックスの場合は背中の問題に直結するので、ここは早めに動いていいところです。
逆に言えば、この2つに当てはまらないなら、いまのフードを続けて大丈夫です。
全年齢対応のモグワンを選ぶ理由|チキンとサーモンが半分以上・小粒・香料も着色料もなし


買い替えのタイミングで、迷わなくなります
パピー用、成犬用、シニア用と年齢ごとに買い替えていると、「そろそろ替えるべきか」を毎回考えることになります。全年齢対応のフードなら、その判断がまるごと不要になります。量だけを体重に合わせて調整すればよくなります。
多頭飼いのお宅なら、袋がひとつ減るのも地味にいいです。
なぜそれが叶うのか
モグワンは全犬種・全年齢対応として作られたドッグフードです。子犬からシニアまで同じものを食べられるように設計されているので、成長段階での買い替えが前提になっていません。
原材料の半分以上がチキンとサーモンで、生肉と乾燥肉を組み合わせた構成になっています。穀物のかわりにサツマイモ・エンドウ豆・レンズ豆・ひよこ豆・カボチャが使われていて、グレインフリーの「かわりに何が入っているか」の部分がきちんと埋まっています。粒は小さめなので、口の小さいダックスでも噛みやすい形です。


中身の数字
| 項目 | 内容 |
| 対応 | 全犬種・全年齢 |
| 主原料 | チキン&サーモン 56.5% |
| カロリー | 100gあたり 約354.5kcal |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 10%以上 |
| 粗繊維 | 5.75%以下 |
| 穀物 | 不使用(グレインフリー) |
| 香料・着色料 | 不使用 |
| 内容量 | 1.8kg/5.0kg |
※価格は1.8kgで税込5,456円、5.0kgで税込14,025円です。定期便は最大20%OFFで、3個以上または10,000円以上で送料と代引手数料が無料になります。最新の価格は公式サイトでご確認ください。
7歳を過ぎたら、シニア用という選択肢もあります
モグワンには7歳以上向けのシニア用もあります。カロリーが100gあたり約335kcalと控えめで、脂質も6%以上に抑えられています。同じ体重でも1日の量が10gほど少なくなる計算なので、シニアに入ってから体重が増えはじめた子には合いやすいと思います。
ミニチュアダックスの7歳が人間でいうと何歳にあたるのかは、別記事にまとめてあります。ちなみにダックスの平均寿命は犬全体より長くて、「胴長だから短命」というのは事実ではありません。


ミニチュアダックスのドッグフードでよくある質問
まとめ|量を守れているなら、そのフードは合っています
ミニチュアダックスのドッグフードで、最初に見るのは種類ではなく量です。体重から出した1日の量をきちんと量ってあげて、月に1回体重を測り、ときどき肋骨を触ってみる。これができていれば、いまのフードを続けて大丈夫です。
7歳を過ぎたときと、量を守っているのに体型が戻らないとき。この2つに当てはまったら、全年齢対応のモグワンのようなフードに選び直す場面です。ダックスの体重は、そのまま背中への負担になります。焦って替える必要はありませんが、替えどきを知っておくと迷わなくなります。



大丈夫、我が家のわんさんも市販のフードのままで、一度もお腹をこわしていませんから



オレは出されたものは全部食べる主義だぞ



犬は単純でいいですね



わたくし、こっそりくうのごはんを味見しています









