犬の去勢はいつすればいいのか、決めきれないまま日にちだけが過ぎていく。よくある話だと思います。生後6ヶ月前後がいいと書いてあっても、その月齢になった日に何かが起きるわけではありません。
結論から言うと、我が家のミニチュアダックスのくうは生後8ヶ月で去勢しました。時期を決めたのは月齢ではなく、動物病院に電話で聞いたときの「今で大丈夫」というひと言です。
そして、手術より手こずったのは術後の準備でした。用意しておいたエリザベスカラーが、顔の長いダックスには短すぎて、傷口に舌が届いてしまったのです。結局、病院で用意してもらったものを2週間つけて過ごしました。
この記事では、時期の決め方から当日の流れ、エリザベスカラー、術後の2週間、費用まで、くうで実際にあったことをそのまま書きます。読み終えるころには、まず何をすればいいかが1つに絞れているはずです。
あや去勢って、いつしたらいいのか分からなくて。そのまま先延ばしにしちゃってます



北海道でミニチュアダックスのくうと保護猫2匹と暮らす介です
くうのときは、病院に電話をした日に時期が決まりました


犬の去勢の時期の決め方|電話で聞いたら「今で大丈夫」
我が家のくうが去勢したのは生後8ヶ月です。ペットショップから迎えたのが生後7ヶ月で、そこから約1ヶ月後に手術しました。
一般には、犬の去勢は生後6ヶ月前後が目安とされています。
▶ 出典:カドル動物病院「【獣医師解説】犬種・体重別の避妊去勢手術の推奨時期」
ただ、月齢は自分で数えられても、その犬の体が手術を受けられる状態かどうかは、飼い主には分かりません。我が家で時期が決まったのは、動物病院に電話をして「今で大丈夫ですか」と聞いた、その電話の中でした。



ぼくは電話で相談しました
そうしたら「今で大丈夫」と言われました
犬は体の大きさも成長の早さも幅があります。月齢だけで決めようとすると、決め手がないまま日が過ぎてしまいがちです。電話で聞いてしまえば、その日のうちに答えが出ます。
迎えてすぐの時期は、ワクチンや健康診断で病院とやり取りする機会があると思いますので、その流れで一度聞いてみてください。
ミニチュアダックスの迎え方はダックスのお迎え方法にまとめています。生後7ヶ月で迎えた話もこちらです。


手術当日の流れ|朝はごはん抜き、午前に預けて夕方にお迎え
くうの当日は、こんな流れでした。
- 手術の朝
ごはんは抜き(麻酔をかけるため、前日の夜から絶食) - 預けた時間
午前中 - 迎えに行った時間
夕方(手術は約6時間) - 帰宅後のごはん
少しずつ与えて、様子を見ながら元に戻した



朝ごはんがなかった日…
あれだけは今でも納得いってないぞ


絶食は当日の朝だけの話ではありません。前日の夜から始まります。 予約の電話のときに、病院からどんな感じでやってくか言われると思います。
用意したエリザベスカラーの失敗|顔が長いくうには短すぎた
術後に傷口を舐めさせないため、エリザベスカラーをつけて保護するのが一般的です。唾液の中の雑菌が傷口から入ると、化膿することがあるからです。
我が家もエリザベスカラーを用意していました。ところが、病院でつけてみた時点で使えないことが分かりました。ミニチュアダックスは顔(マズル)が長いので、用意したカラーでは長さが短すぎて、傷口に舌が簡単に届いてしまったのです。



だから、病院で用意してもらったものに替えました
ちなみに、僕が用意したのはMサイズなので、L、XLがいいと思います。
病院から言われたのは、「傷口を舐めさせないように」というひと言です。カラーは2週間つけました。


ここで分かったのは、エリザベスカラーは「つけるかどうか」より先に「その子の体に合っているか」で決まるということでした。マズルの長い犬種は、長さが足りないとカラーの役目を果たしません。用意しておくこと自体は正しいのですが、我が家では、つけてみるまで合うかどうかが分かりませんでした。
先に買いそろえるより、手術の予約をするときに「マズルが長い犬種なのですが、カラーは病院で用意できますか」と一度聞いてみたほうが確実だと思いました。



買ってから合わないって分かるの、いちばん困るやつです



サイズは測ってからかったのですが、失敗しました
術後2週間でいちばん心配だったこと|シャンプーができないこと
病院から言われたのは、エリザベスカラーは2週間つけること、シャンプーは2週間後ならしてよいこと、糸は自然になくなるから抜糸はしなくても大丈夫の3つでした。
このうち、我が家で気がかりだったのはシャンプーのほうです。当時のくうは分離不安があって、留守番のあいだにうんちまみれになり、帰ってからシャンプーをしたことがあったからです。



またうんちまみれになったら、どうしようかと不安でした
結果は、運良く、その2週間はうんちまみれになりませんでした。 心配していたもう1つ、傷口が開いてしまうことも起きていません。我が家では傷そのものより、2週間いつもの世話ができないことのほうが気がかりでした。
留守番中のうんちまみれについてはミニチュアダックスの分離不安症グッズに詳しく書いています。


去勢して変わったこと|体つきも食欲も性格もそのまま
去勢のあとは太りやすくなる、性格が落ち着く、という話をよく見ます。
くうの場合は、目立った変化がありませんでした。 体つきも、食欲も、性格も、手術の前と後で違いを感じたところはありません。



オレは前からこの性格だぞ
去勢で愛犬が別の子になってしまうのではないか、と心配になるかと思いますが、我が家ではその変化は起きませんでした。
体重については、成長期が終われば必要なカロリーが変わります。去勢の時期とちょうど重なりやすいので、「去勢したから太る」ではなく、量を見直すきっかけとして見ておくと安心です。


体重別の給餌量やフードの選び方はダックスのドッグフードにまとめています。去勢のあとに量を見直したい方はこちらをどうぞ。


マーキングが減ったかどうか|トイレのしつけと重なって分からず
去勢の目的としてよく挙がるのがマーキングです。ここは、我が家でははっきり言えません。
くうを去勢したのは生後8ヶ月で、ちょうどトイレトレーニングの最中でした。 家の中で失敗があったとき、それがマーキングなのかトイレの失敗なのか、区別がつきませんでした。我が家には先に猫がいたので、縄張りの意味でしていた可能性もあります。



去勢の前と後で、マーキングは変わった気がしません。そもそも区別がついていませんでした
いまはトイレが成功するようになり、トレーニングも終わって、マーキングはありません。ただ、それが去勢のおかげなのか、しつけが身についたからなのかは分からないままです。
マーキング対策だけをやりたいなら、トイレのしつけと時期が重なっていないかを先に見てみてください。重なっていると、効果があったのかどうかが分からなくなります。
トイレのしつけはミニチュアダックスのしつけまとめに順番をまとめています。




犬の去勢にかかった費用|体重3.5kgで22,000円
我が家が去勢手術に払ったのは22,000円です。ミニチュアダックス1匹、手術したときの体重は3.5kgでした。
犬の去勢の費用は、体重によって変わることが多いです。地域や病院によっても違いますので、この22,000円はあくまで我が家の1例として見てください。
金額を先に知っておくと、あとは日を決めるだけになります。予約の電話のときに費用も一緒に聞いておくと、当日に慌てなくて済みます。


去勢をするかどうか自体は、その犬の体質や持病、暮らし方によって変わります。最終的な判断は、かかりつけの動物病院で相談して決めてください。
犬の去勢についてよくある質問
まとめ|前と同じ顔で戻ってくる、犬の去勢
犬の去勢で迷ったとき、動物病院に電話をして「今で大丈夫ですか」と聞くことです。 我が家はその電話で生後8ヶ月に決まりました。
当日は朝ごはんを抜いて、午前に預けて夕方にお迎え。費用は体重3.5kgで22,000円でした。
そして術後です。用意したエリザベスカラーは顔の長いくうには短く、病院で用意してもらったものを2週間つけました。心配していた傷口も、シャンプーができない2週間も、何ごともなく過ぎています。
去勢して変わったことは、見た目には何もありませんでした。手術が終わってしまえば、その子は前と同じ顔で戻ってきます。



大丈夫、我が家のくうで実際にあったことを、うまくいかなかったところまで正直に書いていますから。





朝ごはん抜きだけは、次はナシで頼むぞ



わたしたちのときとは、ずいぶん違いましたね



わたくしはカラーなしで済みました











