保護猫を迎えたい。でも、懐いてくれるのか分からない。
我が家に来た保護猫のハチワレ2匹は、3日で甘えん坊になりました。 最初の日は段ボールからおそるおそる出てきて、近づけば毛を逆立てて威嚇していた2匹です。それが3日ほどで、こちらが近づくとゴロゴロと喉を鳴らすようになりました。
ただし、正直に書いておきたいことがあります。来客があると、2匹はいまも毛を逆立てて隠れます。 甘えるようになったあとも、そこは変わっていません。
つまり、懐くことと、人見知りが直ることは別でした。 この記事では、我が家の2匹が実際にどう変わって、どこが変わらなかったのかを書きます。読み終えるころには、保護猫を迎えたあとの3日間と、そのあとの生活が具体的に見えているはずです。
あや保護猫って、懐いてくれるのか不安で。わたし、ずっと踏み切れないんです



北海道で保護猫のロト・トロと暮らす介です
ぼくも迎える前は同じことを心配していたので、実際どうだったかを正直に話しますね
保護猫が懐くまでの日数|我が家は3日
結論から言うと、我が家の2匹が甘えてくるようになるまでにかかったのは、3日ほどでした。
保護猫が家に来た当日は、段ボールの中からおそるおそる顔を出して、新しい家の様子をうかがっていました。ぼくが近づくと、毛を逆立てて威嚇します。これが3日ほど続きました。
そのあと、様子が変わりました。逆にこちらが近づくとゴロゴロと喉を鳴らして、体をすり寄せてくるようになったのです。毛を逆立てていた同じ2匹が、同じ相手に甘えるようになるまで、3日しかかかりませんでした。
よく言われる「保護猫は懐くまでに数ヶ月かかる」という話は、我が家には当てはまりませんでした。生後2ヶ月の子猫を迎えたので、まだ警戒心が固まっていなかったのかもしれません。もちろん、これは我が家の2匹の話です。ただ、「数ヶ月は覚悟しておかないといけない」と身構える必要はないということは、実例として言えます。





毛を逆立てていたのと同じ2匹が、3日後にはすり寄ってきました
変わった保護猫の性格|遠慮がちだったトロが、いまは甘えん坊
同じ親から生まれて、同じ日に我が家へ来た2匹ですが、性格は最初からはっきり違いました。
ロトは、食い意地の張ったマイペースでした。ごはんとなれば横から奪いにくるくらいで、自分のペースを崩しません。一方のトロは、遠慮がちでした。ロトにごはんを取られても、譲っていたくらいです。
そして、いまのトロは甘えん坊です。お腹をなでなでしてやると、気持ちよさそうにしています。遠慮がちだった子が、こうなりました。
ここで言いたいのは、迎えたときに見えた性格が、そのまま続くとは限らないということです。「おとなしい子だから、ずっとおとなしい」「食い意地が張っているから、ずっと強い」とは決まっていませんでした。
保護猫を迎えるとき、性格を先に知ろうとする人は多いと思います。ただ、その時点で見えているものは、途中で変わります。迎える前に見た数分の様子で判断しなくても大丈夫ですから、そこはあまり気負わないでください。







わたしは食べることに集中しているだけです



わたくしは順番を待っていただけです
2匹のごはんの食べ方は、そのあとも変わっていきました。食べる量や順番が気になったときの見分け方は猫がごはんを食べないときの見分け方にまとめています。


懐いても直らなかった、来客への人見知り
ここが、この記事でいちばん正直に書いておきたいところです。
家に知らない人や、よその犬が入ってくると、2匹はいまも尻尾の毛を逆立てて隠れます。 ここは、いまも変わっていません。
同じ「毛を逆立てる」でも、家族に向けたものは3日で消えて、よその人に向けたものは残りました。 家族には3日で甘えるようになったのに、他人には慣れない。「そのうち慣れるだろう」と思っていましたが、慣れませんでした。
猫にとって、家族と他人が別ものなのです。むしろ「飼い主に懐く」と「誰にでも人懐っこくなる」を同じものとして期待すると、あとでがっかりすることになります。
来客の予定が入ったときは、無理にねこさんを出そうとしないであげてください。隠れられる場所さえあれば、あとは自分で行きます。我が家では、ケージがその場所になっています。
我が家はケージの扉を開けたまま置いていて、それがそのまま逃げ場になっています。実際の使い方は猫のケージを開けっぱなしで使った話に書きました。


猫と犬の同居|我が家は猫が先、ダックスがあと
我が家は、ロトとトロが先に来て、そのあとからミニチュアダックスのくうが来ました。犬と猫が同じ家でうまくやれるのかは、くうを迎える前にいちばん心配していたことのひとつです。
結果から言うと、折り合いがつかないということは起きませんでした。
いまは一緒に寝たり、くっついていたりします。かと思えば、じゃれ合っているときもあり、くうのほうから「遊んで」と絡みにいくこともあります。どちらかが一方的に我慢している、という関係ではありません。
ただ、これも「必ずこうなる」という話ではなく、我が家では起きなかった、というだけです。 それでも、犬と猫が同じ家で暮らせるということ自体は、実例として言えます。





オレが遊ぼうって誘ってるのに寝てばっかりなんだよな
心配していたのに起きなかった3つ|懐かない・犬との相性・病気がち
迎える前に心配していたことのうち、次の2つは一度も起きませんでした。
- 最後まで懐かないこと
→ 3日で甘えてきました - 病気がち・体が弱いこと
→ 我が家の2匹は、体調で困ったことがありません
そして、あとからくうを迎えるときに心配していた「犬と猫が折り合わないこと」も、起きませんでした。 いまは一緒に寝ています。
逆に、心配していたことのうち1つだけは、いまも続いています。 来客への人見知りです。
保護猫を迎えるかどうかで迷っている段階だと、心配ごとは全部同じ重さに見えます。実際に起きたのは4つのうち1つで、しかもそれは生活が回らなくなるような種類のものではありませんでした。



心配してたことが、ほとんど起きなかったんですね



そうなんです。だから「起きるかもしれない」より「起きたらどうするか」を1つ決めておくほうが早いですよ
保護猫を迎える前に用意するもの|ケージ・トイレ・ごはん皿の数
性格の話とは別に、先に用意しておくものを決めておくと、迎えた日から落ち着いて過ごせます。
我が家で用意したのは、ごはん皿、水飲み皿、トイレ、爪とぎ、ベッド、そしてケージです。2匹だからといって全部を2つずつ用意する必要はありませんでした。 2つ必要だったのは、ごはん皿だけです。
そして、あとから買い足して直せなかったのはケージの大きさだけでした。ほかのものは、暮らしてみて合わなければ足せます。
何をいくつ用意すればいいかは、猫のスターターセットを暮らし方別に選ぶでまとめています。


「保護猫は年齢が分からない」と言われることについては、保護猫の年齢の調べ方に書きました。


迎えた直後のごはん|警戒して食べないとは限らなかった
性格が落ち着いてくると、次に気になるのがごはんです。保護猫は警戒して食べないと言われることがあります。
ところが我が家の2匹は、来たころからふやかしたごはんを普通に食べていました。ただ、これも猫によって違うところなので、最初の1袋をどう選ぶかは、先に決めておいたほうが迷いません。



年齢が生後2ヶ月だったのが一番よかったのだと思っています
保護猫の最初のごはんの選び方は、保護猫のキャットフードの選び方にまとめています。


保護猫の性格についてよくある質問
まとめ|新しい家族を待っているだけの、保護猫
保護猫は、かわいそうな存在ではありません。新しい家族との出会いを待っているだけです。
我が家のハチワレ2匹は、最初の3日間は毛を逆立てていたのに、そのあとは甘えん坊になりました。遠慮がちだったトロも、いまは自分からなでられにきます。あとから来たミニチュアダックスのくうと一緒に寝ています。心配していたことは、ほとんど起きませんでした。
それでも、来客にはいまも隠れます。 そこは変わりませんでしたが、困っていません。隠れる場所があれば、猫は自分でそこへ行くだけだからです。
保護猫は、迎えたいときに迎えられるとは限らないので、出会ったときにすぐ迎えられるよう、心の準備と、置き場所の準備だけはしておいてください。



大丈夫、我が家の2匹は3日で甘えん坊になりましたから





3日で慣れたのは、ごはんがおいしかったからです



わたくしは初日から気に入ってましたよ



オレも歓迎されて嬉しかったぞ













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